北海道駒ヶ岳活動状況(臨時)続報 3月25日16時発表

噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続

北海道駒ヶ岳では、23日2時35分頃に火山性微動が発生しましたが、その後火山活動の活発化は認められません。

火山活動の状況

北海道駒ヶ岳では、23日2時35分頃に傾斜変動を伴った火山性微動が発生しました。

その後、25日15時まで火山性微動の発生はなく、火山性地震の増加もありませんでした。傾斜計でも変化は認められていません。

山頂に設置した監視カメラでは時折、昭和4年火口からごく弱い噴気を確認している程度で特段の変化はありません。

このように、火山性微動発生後の活動は落ち着いていますが、再び活発化する事も考えられますので、今後の活動の推移に注意してください。

防災上の警戒事項等

活火山であることから、火口内に影響する程度の噴出現象が突発的に発生する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近などの危険な地域には立ち入らないでください。

平成28年12月21日より、気象庁ホームページに北海道駒ケ岳の火山観測データが掲載されておりますので、火山活動状況の把握等に活用願います。

次回の発表予告

今回の火山性微動発生に伴い発表していた一連の火山の状況に関する解説情報の発表は、これで終了します。

なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

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