予定価格の事後公表への移行について

鹿部町では、平成12年度から建設工事等の入札において予定価格を事前公表することで、入札の透明性及び公平性の確保に努めてきましたが、予定価格を事前公表することにより、その価格が目安となって適正な競争が行われにくくなることや、入札参加業者の見積努力を損なわせることへの懸念から、より適正な競争を確保するため、試行的に予定価格250万円以上の入札を対象として事後公表としてきましたが、入札参加業者の更なる積算技術の向上や、入札の透明性及び公平性の確保を目的とし、次のとおり事後公表へ移行することとしましたのでお知らせします。

建設工事の指名競争入札で予定価格130万円以上の工事とします。

令和4年4月1日以降に指名通知する建設工事から適用します。

入札回数は3回を限度とし、3回目の入札でも予定価格以下の者がいない場合には、入札を中止します。

担当職員等に対して、予定価格や指名業者を聞き出そうとするなど不当な情報提供の要求があったと認められる場合には、当該業者は情報を得たかどうかにかかわらず、指名停止措置等を受けることがあります。

予定価格の事後公表の試行実施にあたり、町職員についても、より一層の法令遵守の徹底をしますので、入札に参加される皆様も、法令遵守の徹底及び周囲の疑惑や不信を招くことのないようにお願いします。