津波災害時の避難目標地点(生命の安全を確保する地点)を暫定的に変更します

 この度、国（内閣府有識者検討会）が暫定版として示した『日本海溝（三陸・日高沖）』における最大クラスの地震（マグニチュード9.1）が発生した場合の津波浸水エリアが発表されました。

 この地震が発生した場合、鹿部町においても震度5弱の地震に加え、広範囲に渡り津波による浸水が予想されます。

 鹿部町では、平成25年3月に「鹿部町津波避難計画」を策定し、町内会ごとに津波の時に避難する目標地点を定め、2年に1回の避難訓練を実施しておりますが、今回、新たに示された津波浸水エリアの拡大により、避難目標地点等の変更が生じることとなります。

 今回、国（内閣府有識者会議）が示した日本海溝（三陸・日高沖）における最大クラスの津波被害については暫定版のため、詳細なデータ等の提供が無い状況であるため、今後、今回の津波浸水被害が確定し、各種データ等を受領した後に「鹿部町地震津波避難計画」の改訂と新たなハザードマップを作成し、町民皆様に新しい避難目標地点・避難場所等をお知らせします。

 今回は、取り急ぎ避難目標地点（生命の安全を確保するための目標地点）に暫定的な変更が生じた地域の住民の皆さんに新しい避難目標地点への避難をお願いするためのお知らせです。

 大岩地区全域と鹿部地区全域は、今まで通りの避難目標地点への避難をお願いします。

 宮浜地区で避難目標地点が小学校グラウンドや中央公民館（駐車場含む）となっている地域の方は、

 一般国道278号線（鹿部バイパス）を目標に避難してください。

 宮浜地区で避難目標地点が道道大沼公園鹿部線を利用して大沼方面へ自動車避難するとなっている地域の方は、変更はありませんが鹿部飛行場への避難も可能です。

 本別地区で鹿部飛行場やロイヤルホテルみなみ北海道鹿部（鹿部ロイヤルホテル）へ自動車避難する地区の方や出来澗地区のひょうたん沼公園への避難は、今まで通りの避難目標地点へ避難をお願いします。